ぶっちー、

積ん読リスト、拝見しました。

デイトレードから素数まで、なかなか素敵なラインナップではございませんか。
『人間の条件』は去年、図書館で借りたけど、3ページくらいで挫折した。

「ひとに言われたこととか与えられた仕事をこなしていくだけの人は、人間だけど人間じゃない」

このフレーズ、痺れるね。

早く人間にならねば、と思いながら俺は今日も、与えられた仕事をこなしています。
人間失格です。
仕事の合間にこのブログを書くことが、たとえ一瞬でも俺を人間に戻してくれます。

ぶっちーの積ん読リストに対抗して、俺のアマゾン欲しいものリストの一部を厳選してご紹介します。


『素数の音楽』

はい、先ほど追加しました。


『サピエンス全史』

読もう読もうと思ってまだ読んでいない本代表取締役兼社長。
たぶん、流行りすぎて読みたいけど読みたくないんだと思う。
はい、ただの天の邪鬼です。


『リー・クアンユー、世界を語る』

マレーシアでは5月9日、5年ぶりの総選挙が行われます。

この国に来なければ興味なかったと思うけど、今は新聞のニュースも選挙一色で、そのニュースを追うのが仕事でもあるので、嫌でも目に入るのね。
マレーシアでは1957年の独立以来、バリサン・ナショナル(BN)という政党がずっと政権を担ってて、いわば民主党に一瞬変わる前の自民党みたいな感じ、らしい。
今回の選挙ではかつて22年間首相を務めたマハティールが、ナジブ現首相を「金権政治だ、見てられん」と言って野党から出馬するんだけど、彼は政界を引退して15年、現在93歳。

ロック過ぎる!

そのエネルギーに感銘を受けた俺、日本語で書かれたマハティールの本をKindleで買って読みました。
彼はかつて、欧米ではなく日本や韓国を見習う「ルックイースト」政策を掲げてマレーシアの経済発展を導き、1997年にアジア通貨危機が起きた際もただ一国、国際通貨基金(IMF)からの支援を「もう植民地はゴメンだ」といって拒否。
世界(欧米)からの大ブーイングを受けながら、資本規制と固定相場制を導入、欧米との適度な距離、独立性を保ったまま経済を立て直す。
やがて2020年に先進国(高所得国)入りするという目標、通称「ビション2020」を掲げ、ナジブ首相にバトンを引き継ぎ政界を引退。

引退後は、かつて日本で食べたパンの美味しさに感動したことを思い出し、日本企業と共同でベーカリーのチェーン店を創業。
Loafというお店で、俺が今住んでるコンドミニアムの隣にあるショッピングモールにも入ってた。
入ってた、というのも残念ながらつい先日、そのベーカリーは潰れてしまった。
閉店のお知らせ、と同時に彼は満を持して、総選挙への出馬を表明。

ロック過ぎる!

そんな彼の本に書かれていた言葉は、15年前の本だけど全く古くなくて、今読んでもハッとさせられるような内容だった。
欧米の価値観やメディアに振り回されるな!という徹底したスタンスと、圧倒的に広い視野と深い教養、物事の本質をついた鋭い考察。
そして親日家としても知られる彼は、日本の良いところとダメなところを、俺も含む日本人よりも遥かに理解しているように感じられた。

では、マレーシアに似てるようで実は全く似てないと感じられる隣国シンガポールはどうだろう?
という流れで、はい、リー・クアンユーです。

今気付いたけど、1925年生まれのマハティール、8年前に死んだ俺のおじいちゃんと同い年だ。
しかも俺のおじいちゃんと同じく、元医者。
会いに行こう、マハティールに、生きてるうちに。


『ペドロ・マルティネス自伝』

誰だよ、と思うだろうけど、かつて地球上最強の投手、と謳われた伝説のピッチャーです。

2009年に引退(最後の試合で松井にホームランを打たれた)したから、そんなに昔の選手じゃない。
全盛期は言うなれば、ダルビッシュの投手としての能力全てを2段階くらいレベル上げたようなモンスターだった。
古き良き2000年代前半のメジャーリーグ(今より荒々しかった)を代表する元スーパースターです。

生まれ持った圧倒的すぎる才能と、その才能故の人間的危うさを併せ持った彼もまた、マハティールに負けじとロックだった。


『The Economist 世界統計年鑑2018』

246の青山ブックセンターで立ち読みして、Kindle版を欲しいものリストに入れて、試しにサンプルをダウンロードしてみたら、スマホだど数字が小さすぎてダメだ!と思って今に至る。


『ピダハン――「言語本能」を超える文化と世界観』

コンサル時代の同期に「うっちー絶対好きだから読んでみ」と勧められ、図書館で借りたものの3ページで挫折、いつか完読できる日が来ることを信じて今に至る。


『How a Tokyo Earthquake Could Devastate Wall Street』

『マネーボール』や『マネーショート』で知られるあのマイケル・ルイスが何と、1989年にこんな本、というか論文(?)を書いていた。
日本で大地震が起きたら、世界の金融市場にどんなインパクトを与えるか?
流石はベストセラー作家、目の付け所がシャープすぎる。
訳書はないようなので、そのうち頑張って読みたい一冊。


『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

確か高校2年のときに現代文の授業で、先生お気に入りの映画『ブレードランナー』を皆で鑑賞したんだけど、去年ふと思い立って13年ぶりくらいにまた観てみたら、物語よりも80年代前半の空気をプンプン感じさせるB級な音楽(嫌いじゃない、いや、好き)が印象的だった、そんな映画の原作。


『市場は物理法則で動く―経済学は物理学によってどう生まれ変わるのか?』

コンサル時代の先輩で今も大変お世話になっている(ご馳走になっている)方が、銀座のバーでウィスキーのグラスを傾けながら「面白かった本」として俺に教えてくれた一冊。


『分断した世界 逆転するグローバリズムの行方』

高城先生の最新作。


以上です。

KLの文字通り汚い空気にそろそろ息が詰まってきたので、来月はマレーシアの島巡り月間にしようかと思っています。
ビーチサイドで俺は果たして、いくつ積ん読を片付けられるでしょうか?
Only the god knows!

では、良い週末を。

2018.04.27
ハル