ぶっちー、

お返事ありがとう。
ついに「098」まできたな。

先々週末に上司とクソ喧嘩して、入社初月にして1週間の強制休暇をもらったので、
4泊5日で伊豆のプチ断食道場に行ってきました。

別にダイエットしたいわけじゃないよ(むしろ太りたい)。
サラリーマン生活のストレスが限界を超えたので、ちょっと内臓休めてリフレッシュしたいと思ってさ。
詳細はまた今度、もし興味があったら話すね。


誰かわたしを生かしてよ!!!
特にハルくん!このブログを始めた頃の気持ちを思い出して!
俺がプロデュースしてぶっちーを世界に羽ばたかせるって、言ったよね?


甘えるな!自分で羽ばたけ!

うそうそ、ごめん。
初心はちゃんと覚えてる、はず。。
焦らずいこう。

俺が誕生日のメッセージを楽しめた理由、的確すぎてワロタ。
特に「手離れもよく、優雅な気分」と「最終的に俺味に料理できるのサイコー!」は流石ぶっちー、よくわかってる。笑


…ねえ、ハルくん、身近な人を喜ばせるオーダーメイドな仕事楽しいんじゃない?
海外の大富豪のバカンスを大リーグ中心に組み立てる仕事とか。
「今年はあのキャッチャーの地元、プエルトリコのリーグ見にいきますか!」
絶対メインストリームにはならないけど、その道のカリスマになってるハルくんがわたしには見えるよ。


楽しそう、いいかも。
身近に海外の大富豪、いないけど。笑
メインストリートでなくて全くいいから、ある道のカリスマになりたい。

実は3年前、まさにこんな感じのビジネスをしてた人と手を組んで、メジャーリーグ観戦ツアーをやったのね。
「MLBライターと行く、メジャーリーグ観戦ツアー!」という名目で。笑

マー君のデビュー戦、黒田とダルビッシュの開幕戦という3試合を4日間で観れるスケジュールと移動日程を組んで募集したら、
主に北海道在住のシニアとかからチラホラ申し込みあって、10組くらい集まったわけ。

ところが、開幕2週間前くらいにマー君の登板がズレ込み、ダルビッシュは怪我で登板を見送り、全員キャンセルしちゃったのよ。笑
そんな中、ひとりだけ「参加します」という人がいたのね。

その1ヶ月前くらいに野球好きな人たちの飲み会で出会った、当時21歳の男の子。笑
飲み会で俺がメジャーリーグの魅力を力説したら彼、親に頼み込んでお金借りて申し込んでくれたの。笑

こりゃもう、彼のためにオーダーメイドツアーやるしかないなと思って、
この旅行のためにパスポート作った彼に行きたいところ見たいもの全部聞いて、
彼が「ニューヨーク行きたい」と言うから5日間でダラス(テキサス)→ニューヨークと移動するスケジュール組んで、
レンタカー借りて空港送り迎えしてウォルマートとかアメリカっぽい場所にも連れてって、
初めてのメジャーリーグしかも開幕戦だから良い席座ってもらってビールとジャンクフードご馳走して、
夜はダラスにいる俺の知り合いご夫婦たちと一緒にステーキ食べに行って、
というようなオーダーメイドツアーをやったのね。

ダラスでひと通り連れ回した後、ニューヨークには彼ひとりで行ってもらったんたけど、
ニューヨークの球場(ヤンキースじゃなくてメッツっていう、日本でいうとヤクルトみたいなチーム)で彼、隣に座ってた飲んだくれの兄ちゃんと仲良くなったみたいで、
そいつが調子乗って席(禁煙)で煙草吸い出して、警備員に追い出されたらしいのね。笑
で、そのときに彼も仲間と思われて一緒に追い出されちゃったんだって。笑

でも、その飲んだくれは「彼は日本から遥々来てるんだ!ゲームセットまでいさせてやってくれ!」って必死に抗議してくれたらしくて、
「その心意気に胸打たれた、言葉がわからなくても友情ってあるんだ」みたいな話を彼がフェイスブックに書き込んでて、
その頃ロサンゼルスで出会ったイギリス人とハリウッドでベトナムフォーを食べてた俺は後日、その投稿を見て、
ああ、トラブル込みでこの旅を楽しんでくれたんだなあ、良かったなあ、って思ったのよ。

ふぅ、長くなってしまった。

彼は日本の学校があんまり合わなくて、ずっとひとりで本読んでるような感じの子だったんだって。
そんな彼が俺の話を聞いて「アメリカ行ってみたい」って思ってくれて、親に金借りるという類稀なる行動力を発揮して、
最初は俺がアテンドしたけど、最後はニューヨークの球場でひとりで友達作って追い出されるという逞しいエピソードまで作ってくれて、俺は嬉しかったよ。
彼が世界に羽ばたくキッカケ作りが少しばかりできたような気がしてさ。


三度の飯より好きなことっていうけど、
そんなストイックにならなくても良くない?
そんなストイックに <ならないといけない> の?


「ならないといけない」ということはないと思うけど、
俺が思うに「三度の飯より好きなこと」があると、日々をストイックに生きる必要がなくなるんじゃないだろうか?

何かを好きすぎたら、それについては放っておいてもストイックになるというか。
@johnny777 が写真を追求する姿を見ても、変態とは思えどストイックとは別に思わないし。笑
まあ、彼は写真よりも三度の飯が好きかもしれないけど。笑

「嫌なことを頑張る」ためにはストイックにならざるを得ないと思うんだけど、
「好きなことをやる」ならもう、その時点でストイシズムから解放されるのではないだろうか?

「三度の飯より好きなこと」を無理に見つける必要はないし、簡単に見つかるものでもないと思うけど、
そのときどきで自分に素直にやりたいことをやっていれば、自然と近づいていくのではなかろうか。
別にそれは、誰かに説明できるようなわかりやすい趣味とかである必要はないと思うんだよね。

って、答えになってるかな??

もう師走ですね。
お互い身体には気をつけて過ごしましょう。
チームはぶ大忘年会、楽しみにしています。

2017.12.4
ハル